何かの理由で、希望の出産。
まだ小さい赤ちゃんを帝王切開で産みます。
出産後に保育器で育った赤ちゃんについて書いていきますね☆
なつこはこれまでに自分が見た別の赤ちゃんについて書いていますが、細かくは書いていませんので今書いていきます。
低出生体重児
保育器に入る赤ちゃんは2000g未満しかない小さいので入れます。
退院できる赤ちゃんは2500gに達成してからです。
保育器に入れることを何も分かっていない人が居ると思います。
そのことについて書いていきますね。
保育器は「24時間稼働の精密機械」高額な設備です。
保育器の費用は病院によって異なります。正規の請求額は一日だいたい10万円程かかるといわれています。
10日間入ると100万円、一か月入ると300万円程の金額となってしまいます。
未熟児のための乳幼児医療証という制度があり、これを利用することで正規の金額よりもずっと安い金額で保育器に入ることが出来るのです。
保育器の四つの機能【 1:保温】
産まれたばかりで、体温調節を自分で行うことができない赤ちゃんのために、保育器には保湿機能が備わっています。体の熱が蒸発してしまわないように、一定の温度を維持しているのです。温度変化にも敏感に反応し、温度が高くなりすぎたとき、下がりすぎたときには警報音が出るような仕組みになっているので安心です。ドアの入り口には、温度が変わらないようにエアーカーテンもついています。
保育器の四つの機能【 2:加湿】
まだ皮膚の薄い赤ちゃんは水分調節が難しいのが特徴です。体の熱が蒸発して、水分が奪われることのないように、加湿機能も備わっています。特に、体の小さな赤ちゃんは脱水症状になりやすく、湿度を高く保つ必要があります。保育器の中は、胎内つまり羊水に入っているときと同じ状態にするため、80~90%の湿度になっています。必要であれば、100%の湿度にすることもあります。
保育器の四つの機能【 3・4:感染防止、酸素供給】
保湿・加湿によって赤ちゃんにとって快適な環境になった保育器の中は、細菌の好む環境でもあります。そのため、赤ちゃんを細菌から守るためフィルターなどをつけて感染防止対策も行われています。さらに、肺機能が十分でない赤ちゃんのために、酸素供給の機能もついています。人工呼吸器をつけている姿を見るとかわいそうに思えるでしょうが、大切な装置なのです。
NICU(新生児集中治療室)と保育器って違うの?
NICU(新生児集中治療室)と保育器の違いは、どこで治療を受けているのかということです。NICU(新生児集中治療室)に入院している赤ちゃんは、保育器の中で治療されていることが多いです。NICU(新生児集中治療室)は大きい病院にしかありませんが、保育器は一般的な病院でも準備されています。簡単に言えば、保育器は赤ちゃんが入るお部屋、NICUは施設の名前といったところです。
保育器に入ってから退院するまでの期間は?
保育器に入ってから、退院するまでの期間は決まっていません。一般的には、2,500g以下で生まれた赤ちゃんが、2,500g以上を超えたところで退院できるということが多いようです。早い赤ちゃんで、次の日に出てくるということもあれば、1カ月以上入院している赤ちゃんもいます。小さい分、発達もゆっくりなので焦らずに見守りましょう。
赤ちゃんも頑張ってる!自分のせいだと責めないで!
赤ちゃんが保育器に入ってしまったことで、罪悪感をもつママも多くいるようです。ただ、それはママのせいではありません。赤ちゃんのためにも、自分のせいだと責めないようにしてくださいね。
また、保育器に赤ちゃんが入っていても、ママにできることがある場合もあります。
赤ちゃんの状態にもよりますが、搾乳した母乳を与えてもらうこともできますし、もう少し状態が落ち着いた赤ちゃんでは、短時間保育器から出して、直接母乳を与えられる場合もあります。
また、直接、母乳を吸わせられない期間は、助産師さんなどから、乳房の手入れ、搾乳のやり方、乳房のケアの仕方などを教えてもらうことができますので、慌てずにまずはできることをやっていきましょう。
なつこの感想
一ヶ月保育器に入れると300万円かかってしまう。
後期まで育てて自然に生むと出産料金だけですよね。
なぜ、一ヶ月300万円払ってまで保育器に入れることを考えていたのかなつこには理解出来ないと思うんですね。
早く生まれてきたら赤ちゃんは脳がまだ出来ていないし、大人になると知的障害者になっています。
費用が高額なので驚きました。
なつこは10ヶ月まで居て、自然分娩で生まれてきたから費用は一般的ですねー。
保育器に入れるほうが高額でビックリしますよ!!
なぜそうしたかったのか理由が知りたいですね。
ではでは。